開業サポートブログ
BLOG

エステサロンの経営

2024.06.19

エステサロンではカウンセリングが重要!コツや流れ、注意点を解説

facebook

twitter

line

こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。

 

エステサロンのカウンセリングは、お客様へより良いサービス提供をするためにとても重要なものです。

 

そこで今回のコラムでは、エステサロンのカウンセリングのコツを解説。

カウンセリングの流れや必要な要素、お客様と信頼関係を築くために意識しておきたい点などをご紹介します。

笑顔で接客

 

 

エステサロンでカウンセリングが重要な理由

エステサロンのカウンセリングは、お客様へ最適な施術を提案するため、そしてお客様と信頼関係を築くためにとても大切なプロセスです。

 

まずはお客様が何を求めてエステサロンに来ているのかどんな悩みを解決したいと思っているのかを知らなくては、適した施術を提供できません。

 

悩みの根本解決には、お客様の表面的な言葉を聞くだけではなく、言葉では伝えきれない、そしてお客様自身も気付いていないかもしれない本質的な悩みを探る必要があります。

そして、その解決方法を提案しましょう。

 

また、カウンセリングでサロンやスタッフの情報、施術やコースの内容を丁寧に伝えることで、納得、安心して施術を受けていただけます。

 

ただの説明で終わるのではなく、コミュニケーションをとることでお客様の緊張を解きほぐし、リラックスしていただきましょう。

プライベートな話題なども交えて盛り上がれば、親近感や信頼を持っていただけ、リピーターにもつながりやすくなりますよ。

 

 

エステサロンのカウンセリングの流れと質問内容

エステサロンのカウンセリングは、主に①プレカウンセリング、②インカウンセリング、③アフターカウンセリング の3つがあり、この順番に行われます。

 

①プレカウンセリング

プレカウンセリングとはエステの施術前に行うカウンセリングです。

お客様の基本情報の把握と、当日の施術内容の説明などを行います。

 

お客様情報の把握はカウンセリングシートへ記入していただくことが多いですが、初回カウンセリングではじっくり時間をとるサロンもあるでしょう。

 

以下のような情報をお聞きしましょう。

  • 住所や連絡先などの個人情報
  • 来店の理由、目的
  • 気になる体のパーツ
  • 希望の施術
  • エステ経験の有無
  • 体質やアレルギーの有無
  • 生活スタイル(仕事や睡眠時間、食生活、趣味、ストレスの有無など)

 

来店理由や気になる体のパーツ、生活スタイルなどは、お客様の悩みを把握して適したプランを提案するために大切なポイントです。

普段の生活を知ることで、悩みの根本原因が見えてくることもあります。

あわせて読みたい

 

②インカウンセリング

インカウンセリングとは、施術中に行うカウンセリングです。

お客様に確認しながら施術の力加減や施術箇所などを調整して施術の効果や満足度を高めたり、施術内容を説明して効果を実感してもらったりします。

 

何気ない会話で、心身ともにリラックスした状態に導きます。

プレカウンセリングでは伝えきれなかった悩みなどを聞けることも。

 

ただし、「施術中は会話をしたくない」というお客様もいますので、お客様の希望に沿ったサービスができるように心がけましょう。

 

③アフターカウンセリング

アフターカウンセリングは施術後に行うカウンセリングです。

行なった施術の内容や効果、アフターケアなどを説明し、お客様の不明点を解消しましょう。

また、今後のスケジュールやコースの提案などもこのタイミングで行います。

 

施術の満足度が高いほど、次回の来店やコースの契約などにつながりやすくなりますよ。

お客様の感想も聞き取り、記録しておきましょう。

 

 

エステサロンのカウンセリングを成功させるコツ

カウンセリグシート

エステサロンとお客様にとって有益なカウンセリングとするためのコツをご紹介します。

カウンセリングでお客様の本音を引き出し、リラックスしてもらうには、こんなポイントを意識してみてくださいね。

 

目を見て笑顔で話す

まずはお客様と目を合わせて、そして優しい笑顔での会話を心がけましょう。

こちらが笑顔でいると、相手も自然と笑顔になるものです。

笑顔は親しみやすい雰囲気をつくり、親近感を持ってもらえば会話も弾みやすくなります。

マスクをしていると表情がわかりにくいので、目元の表情や声のトーンなどに特に注意を払いましょう。

 

目を合わせた会話は信頼関係を築きますが、お客様の緊張が強いような場合は、しっかり目を合わせると緊張を強めてしまうことも。

その場合は、お客様のお顔全体や、お顔の後ろに目線をやって話すのがおすすめです。

お客様の言葉を引き出す会話を心がける

カウンセリングは一方的な説明や質問の時間ではありません

お客様とコミュニケーションをとり、お客様の本当の希望を引き出すことが大切です。

 

例えば「痩せたい」という言葉の裏には、「痩せて○○したい」という根本的な希望が隠れている場合も。

会話を通して「なぜ?」「どんなイメージを目指しているのか?」「いつまでに?」といった具体的な部分も深掘りしてみましょう。

 

お客様の言葉を否定しない

コミュニケーションを通して信頼を得るためには、共感と傾聴が大切だとされています。

お客様の言葉に相づちを打ちながら共感を示して受け取り、まずはしっかり聞きましょう。

 

認識の違いがある場合も、いきなり「それは違う」と否定はせず、まずは受け止めた上で、ポジティブな変換や、新しい提案としてお伝えするようにしましょう。

否定せずに話を聞くことで「この人は私の話を最後までしっかり聞いてくれる」と、心を開いてもらいやすくなります。

 

 

エステサロンのカウンセリングで注意すること

カウンセリングでは、押し付けや押し売りにならないように注意しましょう。

情報を詳しく知りたいがためにお客様が話しにくい様子に気付かず質問攻めにしたり、施術や商品の押し売りをしたりするのはNG。

 

自分では押し付けているつもりはなくても、信頼関係ができていない場合には言葉の選び方や声のトーン、表情などでそう感じられてしまう場合もあります。

 

エステサロンのカウンセリングは信頼関係の構築も大切な目的の一つですので、まずはそこから意識して取り組んでくださいね。

お客様の表情や雰囲気などもよく観察し、お客様の意向をくみ取るようにしましょう。

 

 

エステのカウンセリングのコツを押さえて効果アップにつなげる

エステサロンのカウンセリングは、お客様に最適な施術を提供し、信頼関係を築くために不可欠なものです。

 

カウンセリングは、プレカウンセリング、インカウンセリング、アフターカウンセリングの3段階で行われます。

プレカウンセリングではお客様情報の把握や施術内容の説明、インカウンセリングでは施術中にお客様の反応を確認しながら施術を調整します。

アフターカウンセリングでは、施術結果やアフターケアの説明、今後の提案などを行います。

 

エステサロンのカウンセリングを成功させるコツは、目を見て笑顔で話すことや、お客様の言葉を引き出す会話を心がけることです。

信頼を築くために共感と傾聴が重要で、押し付けや押し売りは避けるよう注意が必要です。

 

SR SALONでは、未経験でも短期間でエステサロンを開業できる開業サポートを行なっています。

各種研修や、開業前だけでなく開業後も永続的にコンサルティングを行うしっかりとしたサポート体制で安心です。

エステサロンの開業に興味がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

あわせて読みたい

 

この記事を書いた人

サロンインストラクター立石あずさ

SR SALON開業/運営サポート・各種研修を担当。
スキンケアやメイクアップを通じて、全国の女性の皆様にビジョン「Your Beauty Our Happiness」を広め、女性が輝く働き方を後押ししています。

facebook

twitter

line