こんにちは!エステサロンで女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。
エステサロンを経営していく上で考えなければいけないことは、「いかに継続的な集客ができるかということ」。
エステサロンの数が増えている中で、自身のサロンをお客様に選び続けていただくには、競合サロンとの差別化を図ることが重要です。
そこで今回は、エステサロンの集客のための差別化のポイントをご紹介します。
ポイントを理解して競合サロンとの差別化を図り、自身のサロンを選んでいただけるように工夫しましょう!
エステサロンは差別化が重要!
大手から個人経営のサロンまで、近年の世間の美容意識の高まりにより、エステサロンの数は年々増加しています。
数あるサロンの中で、自身のサロンを選んでいただくには、競合サロンに負けない強みを持ち、競合サロンとの差別化をすることがポイントになります。
例えば、価格、メニュー、技術、通いやすさなど、お客様がサロンを選ぶ基準はさまざまですが、このような基準のうち何かを競合サロンと差別化し、強みを持つことが重要です。
差別化をしやすいポイントとしては、まず「価格」があげられますが、実は優先して考えるべき差別化ポイントは、価格ではなく「メニューの内容」です!
メニューの内容を差別化することによって、「このサロンでしかできないこと」「このサロンならではの特徴」などの付加価値がお客様の印象に残りやすいです。
初めての方も「気になるメニューだし行ってみようかな?」という気持ちになったり、他では味わえないメニューを提供することで、再来店も見込めたりというメリットもあります。
エステサロンの差別化のポイント
すでにたくさんのエステサロンがある中で、メニュー内容の差別化と聞くと少し難しく感じてしまうかもしれません。
「何から考えれば良いのだろう?」とお悩みの方に向けて、差別化のヒントを紹介します!
ターゲットを絞る
メニューを決めるにあたって必要なのがターゲットの決定です。
あれこれとたくさんのメニューを作るより、自身の得意な施術などを基準にターゲットを絞ることが大切です。
例えば、エイジングケアの施術が自身の強みである場合、年齢などを理由に肌にお悩みを抱えるお客様をターゲットとすることができます。
フェイシャルエステサロンではなく「エイジングケアに特化したフェイシャルエステサロン」とすることで、お客様も「自分に合ったサロン」を選びやすくなります。
メインターゲットを細かく絞ることで、ターゲットにマッチしたメニューや施術の提供ができ、差別化が図りやすいでしょう。
付加価値をつける
自身のサロンならではの特徴を「付加価値」「強み」として打ち出すことが、継続的に通ってくださるリピーターの獲得につながります。
自身のサロンならではの施術や、ほかのサロンでは体験できないユニークなメニューなどを用意できると良いですね。
例えば、SR SALONのメニューは、「メイクアップ」までをサポートすることが特徴の一つ。
お客様お一人おひとりに合わせたメイクアップで仕上げます。
エステを通して肌悩みの改善を目指すことはもちろん、より魅力を引き出せるメイク方法のアドバイスを行い、肌も気持ちも健やかな毎日の実現をお手伝いします。
競合や海外のエステサロンを研究する
差別化したメニューを考える上で、競合サロンのメニューや特徴を知ることは必要不可欠!
まずは競合サロンの特徴を知り、業界に多い定番メニューや傾向を押さえましょう。
自身のサロンの強みと競合サロンの特徴を比較し、競合サロンとの違いを明確にすることが大切です。
また、海外のエステサロンを研究することで、日本にはまだ馴染みのない施術や最先端のトレンドを学ぶことができます。
国内外問わず、多くの情報を得ることは差別化したメニューの考案に役立つほか、お客様へ最新の情報を伝えることで、専門家としての信頼性の獲得にもつなげられます。
また、次で詳しくお話ししますが、業界の定番メニューを押さえておくことは、差別化を行う上での大切な基礎になりますよ!
エステサロンの差別化の注意点
エステサロンの差別化を行う際には、次のような点に注意しましょう。
①定番メニューもしっかりと作り込むこと
競合サロンと差別化を図れるようなユニークなメニューだけではなく、基盤となる定番のメニューを作り込むことも大切です。
自身の得意とする技術があれば、定番メニューにもしっかりと取り入れましょう。
そうすることで、ほかのサロンと内容が被りやすい定番メニューも、得意分野なら施術の質の高さで差別化を図ることができます。
また、この定番メニューは、ほかのサロンと比較をして、お客様自身で効果の違いがわかりやすい部分でもあります。
競合サロンよりもサービスに満足いただければ、リピーターの獲得にもつながります。
②低価格をアピールしすぎないこと
メニューの「価格」だけを競合サロンとの差別化ポイントとしてアピールをするのは良くありません。
なぜなら、サロン経営にかかる諸費用や人件費などの支出は避けられず、継続的な経営をする上では利益を出し続ける必要があるからです。
低価格だけを差別化のポイントとしていては、のちの経営に影響が出てしまう可能性があります。
経営が難しくなり、途中で価格を高く改定してしまうことは、それまで通ってくださっていたお客様が離れてしまう要因にもなります。
もちろん手頃な価格で通えることはお客様にとってメリットになり、新規のお客様の集客はしやすい方法ですが、「より美しくなりたい!」と願うお客様にとっては、確かな効果を得ること、安心して施術を任せられることがより大切です。
効果を得られなければ、リピーターになってもらうことも難しくなります。
価格ばかりを強みにせず、メニューの内容や自身のサロンの特徴をアピールし、自身のサロンならではの付加価値で選んでいただけると良いですね!
③設備は導入費・ランニングコストを考慮すること
エステサロンを経営する上で、導入費やランニングコストを考慮することも重要です。
メニューの差別化で集客ができたとしても、設備の導入費やランニングコストの負担が大きければ経営が難しくなってしまいます。
あまりに高額な設備の導入は、初期費用の回収に長い期間がかかってしまう可能性がありますし、維持に多額の費用がかかっては、支出が多くなってしまいます。
差別化する上で、最新の機器や性能の良いものを取り入れたい場合には、導入費やランニングコストを考慮した設備・施術機器の購入を心がけましょう。
エステサロンは差別化のポイントと注意点を理解して経営を!
エステサロンの経営は、競合となるサロンとメニューの差別化をすることが必要不可欠!
ターゲットの絞り込みや、付加価値の追及、競合サロンや海外サロンの研究などを通して、競合サロンとの差別化を図ってみましょう!
メニューの価格は競合サロンと差別化を図りやすい部分ではありますが、価格だけを強みとしてしまうのはリスクがあります。
そのほか、定番メニューもしっかり作り込むことや設備の導入費やランニングコストも考慮することなども大切です。
一見難しく感じるエステサロンの差別化ですが、ポイントや注意点を理解できれば、自身の強みを活かしたアイデアやメニューも浮かんでくるはず。
ランニングコストなどの経営費用に関する部分にもしっかりと目を向け、サロン経営を成功させましょう!
SR SALONは、エステサロンの開業にお悩みの方に向けて、サロン運営のサポートを行っています。
各種研修や販売促進支援、定期コンサルティングなどを行っており、業界未経験の方でも安心してエステサロンを始めることができます。
「エステサロンを始めてみたいけど、差別化や集客が不安…」など、お悩みがあれば、お気軽にご相談くださいね!