こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。
エステでお客様にリラックスして施術を受けてもらうためには、ベッドの幅や長さ、高さをきちんと選ばなければいけません。
エステティシャンの施術のしやすさもベッドの高さや幅によって変わってきます。
そこで今回のコラムでは、エステベッドの選び方を丁寧に解説します。
サロンにぴったりなベッドの選び方を詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
エステベッドを選ぶ際はサイズに注目を!
エステベッドのサイズ選びは、お客様の快適さとサロンの効率を考える上でとても大切です。
また、安全に施術を行うためにも、適したサイズのベッドを選ぶ必要があります。
ここでは、なぜエステベッドのサイズ選びが重要なのかを詳しく解説します。
お客様にリラックスしてもらうため
エステベッドのサイズ選びは、お客様のリラックス感と快適さにとても影響します。
適切な幅や長さのベッドなら、お客様がゆったりと横になれ、安心して施術を受けることができます。
特にフェイシャルやボディの施術では、体が無理な姿勢にならないベッドを選ぶことが重要。
エステティシャンにとっても作業効率が上がり、結果としてより質の高いサービスを提供できます。
転落防止のため
エステベッドのサイズ選びは、転落防止の観点からも重要です。
適切な幅と高さを選ぶことで、お客様がベッドから落ちるリスクを最小限に抑え、安心して施術を受けていただけます。
高さが合わないベッドはお客様が動くたびに不安定になりやすいため、サイズ選びは慎重に行いましょう。
エステベッドのサイズの選び方
先ほどご紹介したとおり、エステベッドのサイズ選びは、お客様のリラックスとサロンの機能性に大きく影響します。
それを踏まえ、次にエステベッドの幅、高さ、長さをどのように選べば良いかを詳しく解説します。
幅の選び方
施術の種類によるベッドの幅の一般的な基準は、下記のとおりです。
50〜60cm | 整体・カイロ系の施術 |
60〜70cm | 整骨・鍼灸治療などの施術 |
60〜70cm | 整体や指圧、スポーツトレーナーなど圧をかける施術 |
70〜80cm | アロマやマッサージ、エステなどさまざまな施術 |
エステベッドの幅は、お客様がリラックスして施術を受けられるかどうかに大きく影響します。
幅が狭すぎるとお客様は圧迫感を感じるかもしれませんし、広すぎると無駄なスペースが生まれてしまいます。
通常約70〜80cmの幅があれば、さまざまな体型のお客様に対応できますが、サロンのスペースも考えた上で、最適な幅を選ぶことが重要です。
また、ベッドの周囲に十分なスペースを確保して、エステティシャンがスムーズに動けるようにすると良いでしょう。
高さの選び方
ベッドの高さは、床面からクッションの厚みを加えた部分、つまり脚部と天板部分までのサイズを指します。
エステベッドの高さは、お客様が安心してベッドに横になれる高さが理想的。
また、エステティシャンが無理なく施術できる高さであるということも考えなければいけません。
エステティシャンの身長を考慮する場合、高さが調節できるベッドがおすすめです。
高さの調整可能なベッドを選べば、様々な施術スタイルやエステティシャンの身長に対応でき、効率的な施術が可能になります。
長さの選び方
お客様が完全に横になっても足がはみ出ない長さが大切です。
長さ170cmのベッドでは、身長160cmの人が仰向けで寝ると余裕がありますが、うつぶせではちょうど良い大きさになります。
エステベッドの基本的な長さは170cm、180cm、190cmの3種類です。
一般的に多く利用されているのは180cmサイズですが、施術のスタイルによってベッドを選ぶことをおすすめします。
また、ベッドの端に少し余裕を持たせると、お客様がリラックスでき、快適に施術を受けられます。
頭を一番端に置かないため、枕を置くスペースを考えて、少し余裕があるベッドを選ぶと良いでしょう。
エステティシャンがお客様の頭部や足元で施術を行う際は十分なスペースが必要になるので、サロンのスペースに合ったサイズを選ぶことも忘れないようにしてください。
フェイシャルエステのベッドの選び方のポイント
フェイシャルエステでは、お客様がリラックスして施術を受けられるかどうかがとても大切です。
ここでは、フェイシャルエステ用ベッドを選ぶ際の重要なポイントを詳しく解説します。
主なポイントは、この2つです。
- クッション性
- 電動リクライニング機能
それぞれ詳しく解説していきます。
ポイント①クッション性
エステベッドのクッション性は、お客様が快適に施術を受けるために欠かせない要素です。
適切なクッションを選ぶことで、体圧を均等に分散させ、長時間の施術でもお客様が疲れにくくなります。
主なマットの厚さ、およびクッションの種類は下記のとおりです。
3cm厚(標準) | スタンダードなタイプ |
5cm厚以上 | 快適性が高く、寝心地が良い |
低反発 | リラクゼーション系・オイル系などに使われる |
高反発 | トレーナー業務やストレッチ・整体治療などに使われる |
ファイシャルエステの場合、5cm厚以上で低反発のクッションを選ぶのがおすすめです。
ポイント②電動リクライニング
電動リクライニング機能は、ベッドの角度を簡単に調整できるため、いろいろな施術に対応しやすくなります。
お客様の快適さとエステティシャンの作業効率の両方を考えて、電動リクライニング機能があるエステベッドを選びましょう。
エステベッドは適切なサイズを選ぶことが大切!
ベッドのサイズは、お客様がリラックスして施術を受けられるかどうかに直接関わります。
適切な幅、高さ、長さを選ぶことで、エステティシャンの作業効率も向上し、お客様に快適な体験を提供できます。
また、フェイシャルエステ用のベッド選びでは、クッション性や電動リクライニング機能がポイントとなります。
これらの要素をバランス良く考慮し、サロンに最適なエステベッドを選びましょう。
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