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エステサロンの開業

2023.07.18

エステサロンに必要な間取りをチェック!広さやポイントも

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こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。

 

エステサロンを開業する際、考えなくてはいけないのがサロンの間取り

施術もしやすく効率的でありながら、お客様がリラックスできる空間を演出するためにはどんなポイントを押さえる必要があるでしょうか。

 

今回のコラムではエステサロンの間取りについて解説します。

エステサロンの間取りに必要なスペースや広さ、テナントサロン・自宅サロンのそれぞれで押さえるべき間取りのポイントなどをご紹介します。

日当たりのよい部屋

 

 

エステサロンの間取りは?確保したいスペースも

エステサロンの間取りは、お客様に快適に過ごしてもらうためにも重要なポイント!

もちろん、施術がしやすく機能的である必要もありますね。

 

エステサロンには主に以下のようなスペースが必要です。

 

施術室

施術を行うスペースは、個室が望ましいです。

施術室には以下の設備が配置されます。

  • ベッド
  • ワゴン
  • 業務用美容機器
  • 収納棚 など

 

これらの設備を配置した上で、ベッド周りにスタッフが動けるようなスペースが必要です。

カウンセリングも施術室で行うなら、簡易的なイスやテーブルなども必要でしょう。

 

待合室・カウンセリングルーム

施術前のお客様にお待ちいただいたり、カウンセリングをしたりするためのスペースです。

こちらには以下のような設備が配置されます

  • テーブル
  • 椅子・ソファ
  • 化粧台 など

 

カウンセリングルームとして活用する場合は、話している内容が他の部屋に聞こえないよう、配置や仕切りなどに配慮が必要です。

 

トイレ・洗面台

トイレや洗面台などの水周りの清潔感は、サロンの印象を左右する大切なポイントの一つです。

時間を決めてこまめに清掃し、お客様が来店される前には汚れていないか再度チェックしましょう。

 

事務スペース・バックヤード

カルテを保管したり、事務作業をしたりするためのスペースです。

非日常を感じられるエステサロンの中では、現場のリアルが見えてしまいやすいスペースなので、できるだけお客様の目に触れない場所に配置したいものです。

 

また、カルテは個人情報も記載されているため、取り扱いに注意が必要。

自宅サロンの場合は、家族が立ち入らない、カルテに触れないようにしておきましょう。

 

その他、スペースに余裕があれば、施術後のお客様にリラックスしていただくためのスペースや、スタッフの手洗い場美容機器の消毒場所物販品の管理場所などを設置するとより良いでしょう。

 

 

エステサロンはどのくらいの広さが必要?

6畳程度の広さがあれば、ベッドを置いて施術スペースを確保できます。

 

エステサロンを1人で自宅で開業するなら、1人分の施術スペースとして最低限6畳程度のスペースが必要

重厚感や高級感を演出しようと思うなら内装や空間に余裕を持たせたいので、10畳程度は欲しいところです。

 

複数スタッフ・テナントで開業するなら、事業規模やスタッフの人数に合わせて施術室も複数必要です。

6畳の施術室を3部屋用意するなら施術スペースで18畳(約29㎡)

その他、エントランスや待合室、事務スペースなどが必要になってきますので、施術内容や規模に合わせた広さを検討しましょう。

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エステサロンの間取りを考えるときのポイント

エステティックサロン

間取りを考える時のポイントを、テナントサロンと自宅サロンの場合で見ていきましょう。

 

自宅サロンの間取りのポイント

自宅サロンの場合に重要なのは生活感との切り離しです。

エステサロンは日常から離れて、リラックスする時間でもあります。

家族が生活している空間が目に入ってしまうと、非日常感が薄れてしまいます。

 

施術室とするスペースはできるだけ個室で生活感が目に入らないようにし、玄関から廊下でつながるすぐ横の部屋を施術室にするなど、生活スペースを通らない動線で案内できるとベスト。

 

施術室内は照明を暗めにする、お香を焚く、ヒーリングミュージックをかけるなど、リラックスできる雰囲気づくりに努めましょう。

トイレや洗面台も、サロンの営業時間は、家族はサロンとは別のフロアのトイレを利用するなどの工夫ができると良いですね。

 

テナントサロンの間取りのポイント

テナントでエステサロンを開業する場合は、内装を自由にデザインし、コンセプトに合わせた店舗づくりができます。

 

まずは、お客様がリラックスできる間取りを目指しましょう。

個室の施術室がベストですが、難しい場合はカーテンやパーテションなどを活用してパーソナルスペースを確保。

話し声が外に聞こえないようプライバシーにも配慮しましょう。

エントランスから待合室、施術室、トイレなどの動線を意識して間取りを考えてみてくださいね。

 

また、間取りを考える段階で、今後の事業展開を最初からイメージしておくことが最も大切です。

事業規模の拡大を考えているなら、ベッドを増やせるよう広いテナントを借りておくことも視野にいれてください。

スタッフが増えれば休憩室なども広いスペースが必要になります。

 

 

エステサロンの間取りや広さを工夫してリラックスできる空間に

エステサロンの間取りは施術がしやすく効率的であるのはもちろん、お客様がリラックスできる空間であることも大切。

最低限必要なスペースは施術室で6畳ほどあれば施術スペースは確保できますが、高級感や重厚感を演出するなら余裕を持った空間づくりを考えたいものです。

 

施術室の他にも待合室・カウンセリングルーム、トイレ・洗面台、事務スペース・バックヤードなどの配置が必要になってきます。

 

自宅で開業する場合は、生活感がお客様の目に入らないように注意を。

生活スペースを通らない動線やトイレや洗面台を家族と共有しないなどの工夫を考えてみてくださいね。

 

テナントでエステサロンを開業するなら、規模やスタッフ人数に合わせた個室数・広さが必要です。

お客様が便利に移動できる動線と、プライバシーへ配慮したつくりや配置を意識しましょう。

 

SR SALON」は、エステサロンの開業を志している皆様を応援しています。

お一人おひとりのお客様に合わせたコンサルティングで、サロン開業後も永続的なサポートを行なっていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

サロンインストラクター立石あずさ

SR SALON開業/運営サポート・各種研修を担当。
スキンケアやメイクアップを通じて、全国の女性の皆様にビジョン「Your Beauty Our Happiness」を広め、女性が輝く働き方を後押ししています。

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