こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。
エステサロンを開業するにあたり、「エステサロンで使うエステ機器は、どんなのにしたら良いのだろう」と、エステ機器は何をどう選べば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、エステサロンにエステ機器は必要なのか、導入のメリット・デメリットをお伝えします。
また、エステ機器を導入する際の種類や、選び方のポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
エステサロンの開業でエステ機器は必要?導入のメリット・デメリット
エステサロンを開業する際に、エステ機器は必要でしょうか?
手技に自信がある方ならば、オールハンドマッサージを売りに、エステサロンを経営するのも一つの手です。
しかし、エステ機器を導入すると多くのメリットを得ることができます。
エステ機器を使用する場合のメリットと、あわせて知っておきたいデメリットをご紹介します。
エステ機器導入のメリット
エステ機器を導入すると、3つのメリットがあります。
メリット1:技術に差が出にくい
オールハンドマッサージだと、技術のあるスタッフを確保するのが至難の業です。
しかし、エステ機器を利用すれば、技術に差がなく、また勉強しながら技術を身につけられます。
人材に左右されることなく、安定した効果を提供できます。
メリット2:エステサロンの回転率がアップする
ハンドマッサージメインのエステサロンでは、効果を出すのにある程度の時間が必要です。
一方、ハンドマッサージとエステ機器を併用して施術すると、短時間で高い効果が期待できます。
また、エステ機器によっては施術者がお客様につきっきりになることも防げるので、回転率や効率が向上します。
メリット3:集客力がアップする
エステ機器を導入すると、ハンドマッサージ・エステ機器でのマッサージ・ハンドとエステ機器の併用マッサージなど、メニューの幅が広がります。
メニューが豊富だと、顧客の幅が広がるだけでなく、変化する顧客ニーズにも対応できるでしょう。
また、人気機械を導入すれば、より集客アップにつながります。
エステ機器導入のデメリット
エステ機器の導入には、メリットばかりではありません。
ここでは3つのデメリットについてお伝えします。
デメリット1:初期費用がかかる
エステ機器を購入する場合、初期費用が必要になります。
製品によって価格幅はありますが、少なくとも100万円前後は見積もっておきましょう。
施術メニューを複数取り入れる場合、機械がその施術に対応しているか、また何台必要なのかチェックしておかなければなりません。
開店前の投資となるため、資金調達に関しては入念な計画が不可欠です。
デメリット2:ランニングコストがかかる
エステ機器は購入だけでなく、リースやレンタルをすることもできます。
それらを利用すれば、高額な初期費用の心配はありませんが、月々に支払うランニングコストがかかります。
また、長期的なリース・レンタルは、購入よりも高くつく可能性もあります。
家賃や人件費などその他の月々の支払いとの兼ね合いや、購入するよりも高額にはならないか、など慎重に考えなければなりません。
デメリット3:スペースが必要な場合もある
エステ機器の中には、大型サイズのものがあります。
性能ばかりに目がいってサイズを考慮しなかった結果、エステサロンの空間が狭くて乱雑になってしまうことがないように気をつけましょう。
お客様にリラックスしていただくために、広くてゆったりとした快適な空間を提供するとともに、エステティシャンが動きやすい動線を確保することはとても大切です。
そのためにはエステ機器のサイズを確認し、ゆとりのある空間を作るようにこころがけましょう。
エステサロンの開業で揃えたい!エステ機器の種類
さまざまなエステ機器を使用すればメニューに幅がでるので、あれもこれもと揃えたいところですが、費用もスペースも限りがあるため、そういうわけにはいきません。
ご自身のエステサロンには、どのようなエステ機器が必要か、じっくり考慮して選定しましょう。
エステサロンの開業時に導入されることの多い美容機器の種類をご紹介します。
スチーマー
多くのエステサロンで利用されているスチーマー。
高温の蒸気を顔に当てることにより、毛穴を開き、角質や汚れを取り除きます。
スチーマーを当てながら手技を施すと、血行が促進されてお客様もリラックスできます。
イオン導入器
イオン導入器は微弱な電流を使って、美容成分を角質層の奥、または角質層深部に浸透させる美容機器です。
肌のキメを整えたり、シミ・シワのケア改善の効果を高めたりすることが期待できます。
エレクトロポレーション
エレクトロポレーションとは、肌の表面に微弱な電流を加えて一次的に肌の表面にある角質層の隙間を拡張し、そこから美容成分を肌に浸透させていく美容機器です。
イオン導入では浸透しづらかった美肌成分を、肌の奥まで届けられるため、毛穴の引き締め・ニキビ・シミ・くすみ・乾燥などのケアに使用されます。
ラジオ波美容器(RF)
ラジオ波美容器は、高周波電流を利用して肌の真皮層にアプローチする美容機器です。
一次的にコラーゲンの層に熱を加えることにより、再修復を促し、たるみやシワをケアします。
脂肪細胞を分解する作用もあるため、フェイスラインの引き締め・二重あごのケアにも効果が期待できるでしょう。
超音波美顔器
超音波美顔器は、高周波数の音波を顔に当てることにより、肌を振動させます。
その結果、リンパの流れが良くなり、血行促進や、毛穴詰まりのケアが見込めます。
また、振動により細胞間に隙間ができて、美容成分が浸透しやすくなるため、肌のごわつき、血行不良によるくすみが気になる方への施術におすすめです。
EMS
EMSは肌の真皮層にアプローチして、血流を促し、老廃物を効率的に排出する美容機器です。
電気刺激の力で顔にある筋肉や表情筋を活性化させ、リフトアップやたるみ、シワのケアに適しています。
ピーリングマシン
ピーリングマシンは、皮膚表面の古くなった角質や老廃物を取り除く美容機器です。
ジェット水流や粒子がついたヘッド部を肌表面に当て、洗顔だけでは取り除ききれない古い角質を除去します。
フォトフェイシャル
フォトフェイシャルは、光を肌に当ててシミ・そばかす・ニキビなどの肌トラブルをケアする美容機器です。
フォトフェイシャルの波長は肌の深いところまで届くため、肌の細胞を活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成を促します。
エステ機器の価格は、製品の種類や性能によって10万〜400万円ほどと大きな差があります。
すべての機器が必要というわけではありませんので、エステサロンのコンセプトやメニューと照らし合わせながら、必要なエステ機器を選びましょう。
エステ機器を選ぶポイント
エステ機器は決して安い金額ではありませんし、スペースの問題もあります。
購入後に後悔しないために、次のポイントをチェックしましょう。
ランニングコスト
エステ機器は、本体だけに費用がかかるわけではありません。
電気代のほか、ジェルなどの付属品を必要とする場合もあります。
一人当たりの施術にかかるコストや、定期購入が必要なものはないか、確認しましょう。
機能
サロンや顧客のニーズに合った機能が備わっているか確認しておくことが大切です。
効果があるのか実際体験してみると良いでしょう。
価格
同等商品と比較して値段が安すぎたり、値引きされ過ぎたりしている場合は、出力パワーなどに問題がないか確認しましょう。
出力パワーが異なっていると、思っていたような効果を得られないことも。
適切な値段であるか見極めましょう。
大きさ
ついつい機能と価格に注目しがちですが、大きさの確認を怠ってはいけません。
実際エステ機器が届いたら大きすぎて、「施術ルームが圧迫されてしまった!」ということも。
施術ベッド・備品・エステ機器の配置をしっかりとイメージしておくと安心です。
メリットとデメリット
一般的に製品には、メリットもあればデメリットもあるもの。
エステ機器の販売会社や、実際に使用している人にヒアリングをしてみると良いでしょう。
デメリットも自分には気にならないものかもしれませんし、ほかの手段でカバーできるかもしれません。
良い面だけ聞いていると、後で「こんなはずではなかった」となり得ますので、事前に確認しておきましょう。
メンテナンス・アフターサポートの有無
長い期間エステ機器を正常に使用したいならば、日々のお手入れ・定期的なメンテナンスが必要です。
複雑なお手入れではないか、業務に負担にならないかなど確認しましょう。
また、保証期間の有無や年数の確認も必要です。
故障した場合は、代替機はあるのか、修理費用はどのような扱いになっているのかも知っておくと安心です。
エステサロンに合うエステ機器を揃えて開業しよう
エステ機器があると、メニューの幅が広がったり、集客力アップにつながったりと、さまざまなメリットがあります。
その一方で、初期費用やランニングコストが発生しますので、購入前にはその点もしっかり理解しておくことが大切です。
エステ機器には、スチーマーや超音波美顔器、EMSなどさまざまな種類があります。
自分のエステサロンに必要な機能・サイズ、無理のない購入価格など、慎重に選定しましょう。
「SR SALON」では、店舗運営のコストとお客様の満足度を考え、ハンドマッサージとエステ機器を併用したエステを提供しています。
サロンオープンを目指す方へは、各種研修から、必要なエステ機器や什器まで用意してパッケージ化しております。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。