こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するジーラボラトリーのサロンインストラクターの立石です。
近年では美容意識の高まりから、エステティシャンを志望する方やエステサロンの開業を志す方が増えているといわれています。
エステサロンを開業するにあたって、知りたいことはたくさんあると思いますが、まず気になるのは「開業に資格は必要か」という点ですよね。
そこで今回はエステサロンの開業について、資格は必要なのか、代表的な資格や資格取得のメリット、開業をする際の準備などを詳しくご紹介します。
エステサロンの開業に資格は必要?
スクールに通ったり、エステサロンに就職して知識や技術を学んだり、ある程度の経験を積んでから開業の準備をする人も多いでしょう。
しかし実は、エステサロンを開業するにあたって、必須の資格や免許はありません。
エステや美容の仕事に興味のある方は誰でもチャレンジできるので、独学でエステを学び、個人で開業することも可能です!
ただし、施術メニューによっては国家資格が必要になるので注意が必要です。
エステサロン内でまつ毛エクステを行う場合は「美容師免許」、鍼灸を行う場合は「はり師・きゅう師、マッサージはあん摩マッサージ指圧師」といった国家資格の保有者でないと施術をすることができません。
さまざまなメニューを取り入れて、他のサロンとの差別化を図りたい場合は、提供する施術メニューに対してどのような資格・届出が必要かをあらかじめチェックしておくことが大切です。
エステサロンを開業する場合、必要な許可は税務署へ提出する開業届のみ。
開業届は、起業してから起算して一ヶ月以内に税務署へ届出が必要な書類なので、忘れずに手続きしましょう。
なお、国家資格が必要な施術メニューを取り入れる場合は、保健所への届出も必要になります。
エステに関わる民間資格もある
エステサロンを開業するのに必要な資格はないものの、エステに関わる民間資格にはさまざまなものがあります。
認定資格を取得することで、技術力をアピールできるなど、集客面で有利になる可能性もあるでしょう。
エステに関わる民間資格には、初級から上級までレベルに応じた資格があり、代表的なエステティシャン資格には、以下の3つがあります。
「認定エステティシャン資格」については、受験資格をクリアすれば、比較的合格しやすい資格です。
【AJESTHE認定エステティシャン】
日本エステティック協会の認定資格。
日本エステティック協会の認定校で300時間以上のカリキュラムを修了、もしくはエステティックに関する実務経験を1年以上積んだあと、「エステティシャンセンター試験」「技術力確認試験」に合格することで認定されます。
なお、認定校で1000時間以上のカリキュラムを修了した場合は、エステティシャンセンター試験免除(受験は任意)で資格を取得できます。
上位の資格「AJESTHE認定上級エステティシャン」も目指すことができ、以下の条件に当てはまる方は受けることが可能です。
筆記試験・技術試験に合格することで資格を取得できます。
- 認定校で1000時間以上のカリキュラムを修了、またはCIDESCO国際認定校コースを修了した方
- AJESTHE認定エステティシャン資格を取得して2年以上の実務経験を積んだ方
- 実務経験を5年以上を積んだ方
【AEA認定エステティシャン】
日本エステティック業協会(AEA)の認定資格。
資格取得を目指すには、認定校で300時間以上または1000時間以上のカリキュラムを終了するか、1年以上のエステティック実務経験を積む必要があります。
EA認定校で300時間以上のカリキュラムを学ぶコースの場合、実務経験1年以上の場合は、「エステティシャンセンター試験」や「技術力確認試験」に合格したのち資格の取得が可能になります。
また、認定校で学ぶ時間が多い方、実務経験が2年以上になる方は、さらに上位の資格を目指せます。
こちらの資格もさらに上を目指すことができ、以下の条件に当てはまれば「AEA上級認定エステティシャン」の筆記試験・技術試験を受けて資格を取得することが可能です。
- フェイシャルまたはボディに関して2年以上の実務経験がある人
- AEA認定エステティシャン資格または他団体の同等以上の資格を取得し、フェイシャルまたはボディに関して1年以上の実務経験がある人
- 認定校にて1000時間相当のカリキュラムを修了している人
【ビューティー・セラピー・ディプロマ】
海外でも知名度を誇る国際団体「CIDESCO(シデスコ)- NIPPON」が認定してくれる資格です。
CIDESCO国際認定校で1200時間以上のカリキュラムを受講して卒業し、取得する方法とエステティシャンとして働きながら取得する方法があります。
ただし働きながら取得する場合は、エステティックの基礎教育を600時間以上受けていること、エステティックに関連した実務経験が3年以上あること、受験申込書類の審査に通過することが条件です。
エステティックに関する技術・知識が世界レベルであることを証明してくれるため、信頼度が高い資格といえるでしょう。
認定後は「アロマ・セラピー・ディプロマ」「スパ・セラピー・ディプロマ」も取得できます。
エステサロンの開業で資格を持っているメリット
エステサロンの開業に資格は必要ありませんが、エステサロンのスタッフには、ご紹介した民間資格を取得している人も多くいます。
お客様の中には、「資格のないエステティシャンの施術を受けるのは不安…」と感じる方もいらっしゃいます。
民間資格は国家資格ではないものの、一定以上の知識や技術があることの証明になるため、お客様の安心感や信頼感を高めることにつながります。
また、資格の取得は自分の自信にもなります!
資格取得のために学んだ知識や技術があれば、お客様により適切なアドバイスができるでしょう。
そしてさらに上級の資格を目指せば、知識や技術の向上にも役立ちますね。
エステサロンの開業で資格以外に準備が必要なこと
エステサロンを開業する際に必要な、準備するべきことについてもご紹介していきます。
準備①資金
エステサロンを開業するにあたって、どのくらい資金が必要なのかも気になるところですよね。
資金はエステサロンの開業スタイルによっても異なりますが、一般的な初期費用は100万円から300万円程度必要といわれています。
テナントを借りる場合は、家賃の他に保証金、内装代、美容機器や消耗品費、広告費などを合わせて、300万円程の初期費用が必要です。
自宅の一室をサロンにする場合は、家賃や保証金は不要となるので100万円から150万円程度までに初期費用が抑えられます。
準備②物件探し
エステサロンは、立地によって集客が見込めるかどうかが決まります。
アクセスのしやすさや、競合店がないか、外観など、周囲の状況をしっかり調査して物件を決めましょう。
自宅の一部を改装して開業するのも一つの方法です。
準備③美容機器
エステサロンでは、より満足度の高い施術をするために、美容機器の導入が必要です。
美顔器、脱毛器、痩身機器などさまざまな種類があり、どのような施術を行うかによって取り入れる美容機器も変わってきます。
開業時には機器の選定をしておきましょう。
ジーラボラトリーでは、短期間・低資金でフェイシャルエステサロンが開業できる「SR SALON」の運営サポートを行っています。
各種研修や販売促進支援、定期コンサルティングなどを行っており、業界未経験の方でも安心してビジネスを始めることができます。
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エステサロンの開業に資格は必要ない!働きながら資格取得も検討しよう
エステサロンを開業するにあたって、特別な資格は必要ありません。
国家資格ではありませんが、エステに関わる民間資格にはさまざまなものがあり、取得することで一定以上の知識や技術があることを証明できます。
お客様の安心感や信頼感を高めるために、開業後に資格取得を目指していくのも良いでしょう。
また、さらに上級の資格を目指していくことで、自分自身の知識や技術も向上するので、自信にもつながりますね。
主な民間資格には日本エステティック協会の認定資格「AJESTHE認定エステティシャン」や日本エステティック業協会の認定資格「AEA認定エステティシャン」、CIDESCOの「ビューティー・セラピー・ディプロマ」など、初級から上級までレベルに応じた資格があります。
まつ毛エクステなど、エステサロン内での取り扱いメニューによっては、美容師資格なども必要になる場合があるので注意してくださいね。
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