こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。
妊娠・出産を機に以前の職場を退職した方で、いずれ子育てが落ち着いたら社会復帰をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
子どもが何歳のときに働き始めるのがベストなのか、仕事の選び方はどうすれば良いのか、そして家族との協力体制はどのように築くべきか、気になることはたくさんありますね。
そこで今回は、子どもが何歳になったら働くのが良いのか、社会復帰のタイミングについて解説します。
目次
子どもが成長したら再び働きたいと考える女性が多い!
現在、子育て中で働いていないものの、いずれまた働きたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
厚生労働省の調査によると、出産などで離職した女性のおよそ87%が、再び就労することを望んでいます。
参考:厚生労働省「令和2年度 仕事と育児等の両立に関する実態把握のための調査研究事業/仕事と育児等の両立支援に関するアンケート調査報告書 〈離職者調査〉」
多くの女性が、再就職を希望するのには以下のような理由が挙げられます。
- キャリアアップ
- 家計のサポート
- 社会とのつながり
子育てという大きな役割を果たす中で、社会の中で自分自身の成長やキャリアの向上を目指したいと思う方は多くいます。
子育てだけではなく、自分自身としてのアイデンティティや価値を見いだし、社会とのつながりを持ちたいという理由もあるでしょう。
子どもとの日常や家庭の中での経験が、新しい視点やスキルをもたらすこともあり、それを活かした職業に就きたいと感じることもあるかもしれません。
また、子育ては経済的な負担も伴います。
子どもの成長に伴う教育費など経済的な理由で、家計をサポートするために再び働きたいと考えている方も。
これらの理由は、女性一人ひとりの価値観や環境により異なるものです。
しかし、共通しているのは「子育てと仕事のバランスをとることで、より充実した人生を歩みたい」という思いなのかもしれません。
子どもが何歳になったら働く?社会復帰しやすいタイミング
では、子どもが何歳になったら社会復帰がしやすいのでしょうか?
子どもの入園・入学など、年齢や成長によって、社会復帰するタイミングはいくつかあります。
タイミングによっては得られるメリットがある一方、デメリットもあります。
タイミング別に、詳しく見ていきましょう。
幼稚園・保育園に入園するタイミングでの復帰
復帰のタイミングとして最初に考えられるのは、幼稚園や保育園に入園するタイミングです。
保育園であれば0歳から、幼稚園であれば2〜3歳くらいから入園できるので、ブランクが少ない状態で社会復帰をすることができますよ。
しかし、乳幼児は体調をくずしやすいため、仕事を休んだり早退したりしなければならない日も多く出てきます。
その場合は、会社のだれかに仕事を頼んだり、アポイントが入っていれば再度調整したりする必要となるケースもあり、精神的にも体力的にも厳しく感じる方もいるでしょう。
また、勤務と送り迎えの時間の調整も大切です。
保育園や幼稚園によって、預かってもらえる時間は異なります。
園の保育時間に合わせて、自分や家族の勤務時間を調整する必要も出てくるでしょう。
幼稚園の場合、保育時間が短めなので「預かり保育」が提供される園を選ぶと安心です。
ただし、長期休暇や振替休日の預かり保育の有無も確認が必要です。
早朝からの預かり保育があれば、早い勤務開始の仕事も選べますよ。
また、子どもの習い事を考えている家庭は、その送り迎えの時間も考慮しなければなりません。
勤務時間が固定していない仕事を選べば、シフトによって習い事のスケジュールにも柔軟に対応できます。
園内で習い事ができる園もありますので、そのような園を選ぶのも一つの方法です。
小学校・中学校に入学するタイミングでの復帰
子どもが小学生以上になると、乳幼児のときのようにお迎えの必要がなくなるため、長い時間勤務できるようになります。
特に中学生以上であれば、長期休暇中も家で一人で過ごすことができるので、安心してフルタイムで勤務できるという方も多いでしょう。
小学校低学年で一人で留守番をさせるのが不安という場合は、学童保育などを利用するという方法があります。
ただし、地域によっては学童保育が定員オーバーで入れないというケースもあるため、地域の事情などを事前に把握しておくことをおすすめします。
子育て中の仕事の選び方と働く上で考えておくべきこと
子育て中の女性が再就職や仕事を続ける際、どのような勤務形態を選ぶか、家族とのサポート体制はどうあるべきかも、あわせて考えておく必要があります。
社会復帰するにあたって、次のポイントについてしっかり検討しておきましょう。
勤務形態をどうするか
社会復帰後は、正社員のほか、アルバイト・パートなどさまざまな勤務形態があります。
子育て中に仕事を持つ場合、時短勤務を選択することができます。
時短勤務のメリットとしては、「子どもの学校の行事や病気の際の対応がしやすく、家庭とのバランスを取りやすい」「フルタイム勤務に比べ、仕事量が少ないため、仕事と家庭の間でのストレスが軽減される」などが挙げられます。
しかし、時短勤務には期限が設けられており、その期限は企業によって異なります。
中央労働委員会の「令和4年労働時間、休日・休暇調査」によると、育児による時短勤務について勤務時間の短縮をすることができる最長期間は「小学校に入学してから3年生修了まで」が最も多く42.9%、次に「小学4年生以上小学校卒業まで」が41.1%となっています。
時短勤務を続ける際には、次のようなポイントを考慮しましょう。
タイミングの見極め
子どもの成長はそれぞれ異なります。
そのため、子どもの発達や自立度をチェックし、時短勤務からフルタイム勤務への移行、あるいはその逆の判断をするタイミングを見極めることが必要です。
例えば、子どもが学校に入学したときや、放課後の活動が増えた際など、ライフステージが変化したタイミングで自身の勤務形態を見直してみましょう。
職場の理解と協力
勤務形態を変更する際には、職場の理解や協力が欠かせません。
変更を検討する段階から上司や同僚と継続的にコミュニケーションをとり、自身の状況や変更の理由を明確に伝えることで、よりスムーズに職場のサポートを得ることができるでしょう。
自身のキャリアとの調和
時短勤務を選択することは、一時的な子育てのサポートのための選択です。
長期的なキャリアの展望も念頭に置きながら、勤務形態の選択や変更を考えましょう。
家族の協力体制を整える
再就職や継続的な勤務を考える上で、家族の協力は欠かせない要素です。
家事や子育ての負担を夫婦で公平に分担することで、双方のストレスを軽減できます。
また、近くに住む祖父母や親戚のサポートを受けられるのであれば、急な子どもの体調不良などにも対応しやすくなります。
仕事の内容や勤務時間、家庭の状況など、継続的なコミュニケーションをとることで、予期せぬトラブルを回避できるでしょう。
子どもが何歳になったら働くか、タイミングを見極めよう
子どもが成長したら再び働きたいと考えている女性は非常に多いです。
子どもの成長や、社会的背景に合わせて最適なタイミングや働き方を選ぶためには、個々のライフスタイルや価値観に合わせた選択が必要になります。
幼稚園・保育園の入園や、小学校・中学校の入学のタイミングが、社会復帰しやすいタイミングといわれています。
それぞれメリット・デメリットがありますので、子どもと自分、そして家族の状況を考えて検討すると良いでしょう。
仕事と家庭を両立するには、仕事を始める前に勤務形態や家族の協力体制について考えたり話し合ったりすることも大切ですよ。
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