こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。
結婚すると、ライフスタイルが変わります。
現在正社員として働いているものの、仕事と家事・育児などを両立できるのか不安に感じ、今の仕事を続けるべきか辞めるべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚後の女性の働き方についてお話ししていきます。
今の仕事を続ける場合と辞める場合のメリット・デメリットや、結婚後の働き方の選択肢などについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
結婚後、仕事はどうする?
結婚後に仕事をどうするか悩む女性はとても多いです。
その理由は、以下のような不安や悩みを抱えているためです。
- 家事と仕事の両立できるか
- 夫の転勤で居住地が変わるが大丈夫か
- 配偶者や家族との時間を確保できるか
- 妊娠中や出産後、近くに頼れる人がいないが大丈夫か
- ワーキングマザーに対して職場が理解してくれるか など
厚生労働省「21世紀成年者縦断調査(平成24年成年者)の概要」によると、結婚前に正社員として働いていた女性が、何かしらの仕事をしている割合が85.1%。
働いている雇用形態の内訳は、結婚後も正社員として働いている女性が75.2%、アルバイト・パートが5.1%、派遣社員が0.5%と、働き方が変化している人が多いことがわかります。
また、結婚前に正社員として働いていた女性のうち、仕事をしていない方は、14.6%にものぼります。
結婚するとライフスタイルが変わり、結婚前と同じ条件で働くのが困難だったり、理想とする生活に変化があったりします。
そのため、結婚後に新しい働き方を選択する人も多くいるのです。
結婚後も正社員の仕事で働く?辞める?メリット・デメリット
結婚後も同じ職場で正社員として働くメリット・デメリット、仕事を辞めるメリット・デメリットについて解説します。
結婚後も同じ会社で正社員として働くメリット
正社員として働く一番のメリットは、収入の安定と生涯賃金の多さです。
女性が同一企業で、新卒から定年まで正社員で働いた場合の生涯賃金(60歳まで、退職金は含めない)の平均は、以下のとおりです。
高校卒 | 1億5,000万円 |
高専・短大卒 | 1億7,000万円 |
大学・大学院卒 | 2億1,000万円 |
参考:独立行政法人労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計・労働統計加工指標集・2022」
毎月決まった給料が支給され、生涯で受け取れる賃金も、正社員は他の雇用形態に比べて高くなります。
加えて出産を考えているならば、育児休暇が取得できるメリットも。
産休は女性ならば誰でも取得できますが、育児休暇には下記の条件があります。
- 同じ企業で1年以上勤務していること
- 子どもが1歳になっても雇用されるのが見込まれていること
- 勤務日数が1週間に3日以上であること
結婚後も同じ会社で正社員として働くデメリット
同じ会社で正社員として働くデメリットは、仕事と家事・育児の両立の大変さが一番に挙げられるでしょう。
仕事で疲れて帰宅した後に夕飯の支度や洗濯、子どもがいれば保育園へのお迎え、子どものお風呂や寝かしつけなど、帰宅後はどうしても慌ただしくなります。
仕事と家事・育児の両立は目の回るような忙しさで、なかなか自分の時間を持てません。
また、子どもの成長を見守りたいと思っても仕事の都合がつかず、子どもの保育園や学校行事に参加できない場合があります。
そのため、パートナーとうまく分担して参加する必要も出てくるでしょう。
結婚後に仕事を辞めるメリット
結婚後に仕事を辞めると、家のことに時間を使えるのが何よりものメリットです。
家事・子育てに専念できるだけでなく、パートナーが仕事で忙しくても、時間の融通が利くため、生活時間を合わせられます。
また、「寿退社」といえば、円満に退職しやすい傾向にあります。
結婚は、パートナーの勤務先の都合で引越しや、ライフスタイルの変化があるため、退職も比較的理解してもらいやすいでしょう。
結婚後に仕事を辞めるデメリット
結婚後に仕事を辞める大きなデメリットは、収入が減ること。
自分で自由に使えるお金が減るだけでなく、世帯年収も減るので、将来に対して不安を感じる人もいるでしょう。
また、仕事を辞めて復帰までに時間が空くと、場合によっては正社員として採用されるのが難しくなります。
国家資格があるなどアピールポイントがあれば再就職しやすいですが、状況によっては正社員としての再就職につまずく可能性もあるので、時間のあるうちに資格を取得する人もいます。
そして、会社というコミュニティから抜け家にいる時間が長くなると、話し相手が家族のみになり、社会とのつながりが薄くなったと寂しさを感じる人も多いようです。
結婚を機に仕事を辞めるタイミングはいつ?
会社の就業規則には、退職に関する規定があります。
そこに記載してある退職の意思表示の時期・退職届を提出する時期を確認しておきましょう。
業務の引継ぎなどもあるので、基本的には退職の3ヶ月前〜半年前に会社に伝えるのが良いとされています。
結婚後も働き続けるならこんな仕事の選択肢も
正社員として結婚後も同じ会社で働き続ける他にも、さまざまな選択肢があります。
- 転職して正社員として働く
- 派遣社員として働く
- パートとして働く
- 起業・独立して働く
それぞれの働き方について、メリット・デメリットをみていきましょう。
転職して正社員として働くメリットとデメリット
安定した雇用・給料の高さがメリットの正社員。
残業時間が長いなど、今まで在籍していた会社のデメリットと感じる部分をカバーした会社に転職できれば、結婚後も働きやすくなるでしょう。
ただし、正社員のためフルタイム勤務の場合が多く、仕事の裁量や責任も大きいので、家事や育児との両立に難しさを感じる人もいます。
派遣社員として働くメリットとデメリット
勤務時間や勤務地・残業の有無などの希望を元に仕事を探せるので、家事・育児と両立しやすくなります。
また、パートよりも高時給なのもメリットです。
デメリットとしては、契約期間が決まっているため、長く同じ場所で働きたいと思っても働けない場合があること。
また、今まで仕事を最優先にバリバリ働いてきた女性にとっては、派遣社員の仕事内容が物足りないと感じることもあるでしょう。
パートとして働くメリットとデメリット
パートのメリットは、勤務時間や日数の自由度が高く、家事・育児との両立がしやすい点です。
デメリットは、正社員や派遣社員に比べると時給が低く、仕事での裁量も少ないので、モチベーションが上がりにくい点が挙げられます。
起業・独立して働くメリットとデメリット
起業や独立は、自分のやりたいことを仕事にできるのがメリットです。
仕事内容・時間も基本的には全て自分の采配なので、家事・育児との両立も比較的叶えやすい環境です。
デメリットとしては、軌道に乗るまでは収入がないなど安定しない点。
また、成功するか不安になってしまうこともあるという点も、人によってはデメリットといえるでしょう。
SR SALONでは、未経験からでもエステサロンを開業できるサポートを行なっています。
エステの技術や知識・マナーなどのスキル研修から、運営サポート・サロン設備について、未経験でも安心して開業できるようにお手伝いをしています。
サロンオーナーとなって、ご自身と家族の時間を大切にしながら働く選択ができますので、お気軽にお問い合わせください。
結婚後の仕事に悩んだら、さまざまな働き方を検討してみよう
結婚後に仕事をどうするか悩む女性は非常に多く、結婚前は正社員で働いていたものの、結婚後は仕事を辞めたり、転職してパートとして働く人もいます。
正社員として働くと安定した収入が見込め、生涯賃金も高いメリットがある一方で、仕事中心の生活となり、家事・育児との両立の難しさがデメリットです。
結婚後仕事を辞めると時間的に余裕ができ、家事・育児に専念できますが、収入が減り、社会とのつながりも希薄になり、寂しいと感じる人もいます。
結婚後の働き方として、「転職して正社員として働く」「派遣社員として働く」「パートとして働く」「起業・独立して働く」といった選択肢があります。
それぞれの雇用形態のメリット・デメリットを確認して、自分の実現したいライフスタイルに合う働き方を見つけてくださいね!
SR SALONでは、家庭と仕事の両立が叶う、サロンオーナーになりたい方々を応援しています。
働き方にお悩みの方はぜひご相談くださいね。