お手入れ次第で肌の状態が悪化!?
サロンスタッフの教育でも難易度が高いのが、カウンセリング。
みなさんも肌で悩んだときには、正しいアドバイスがほしいですよね?
サロンスタッフ研修のひとつに、カウンセリングセミナーがあります。
そこでは、肌の基本知識から勉強できます。
その中でも、いますぐ役に立つ「肌タイプ」の基本をご紹介します。
普通肌の特長
肌のキメが細かくしっとりしています。
毛穴も小さく、ふっくらしており、肌トラブルもほぼない理想の肌です。
<お手入れポイント>
定期的に、マッサージやパックを行いましょう。
フェイシャルエステもおすすめです。
乾燥しないように、うるおい対策も忘れずに。
乾性肌の特長
うるおいが不足しており、カサカサしています。
乾燥が原因で、シワやたるみ、肌荒れ、炎症の赤みがあります。
ひどく乾燥している部分は白い粉をふく場合も。
<お手入れポイント>
とにかく水分と油分を補給しましょう。
化粧水は目安量より多く使用し、肌にしっかり水分を与えます。
お手入れの最後にはクリームを忘れずに。
特に乾燥しやすい目元やほほは多めに塗布しましょう。
混合乾性肌の特長
Tゾーンはベタつき、目元や口元はカサついています。
目元には、小じわも目立ちます。
特に春先や夏前後に増加する肌タイプです。
<お手入れポイント>
Tゾーンはクレンジングや洗顔を丁寧に行いましょう。
化粧水はたっぷり与え、クリームの量は控えめに。
夏は皮脂を取り除くパックもおすすめです。
そのほかは全体的にうるおい不足なので、乾燥しないように保湿をしましょう。
混合脂性肌の特長
ほほやTゾーンに皮脂量が多く、目元・口元はカサカサしています。
特にTゾーンには、ニキビ・吹出物ができやすい肌です。
<お手入れポイント>
全体的にクレンジングと洗顔は丁寧に行いましょう。
また、過剰な皮脂を除去するクレイパックなどおすすめです。
化粧水で水分を与えることで、皮脂量を抑えることにもつながります。
もともと皮脂量もある肌なので、クリームは夜に、目元・口元に使用する程度で。
脂性肌の特長
全体的に皮脂量・水分量も多い、活発な肌です。
肌色が赤黒い場合が多く、固めでざらつきもある肌です。
皮脂をだすため、毛穴も開いており、化粧崩れが気になるでしょう。
また、ニキビ・吹出物もできやすくなります。
<お手入れポイント>
定期的に、過剰な皮脂を除去するパックがおすすめです。
水分を与え、肌を柔らかくすることでうるおいを保ちやすい肌へ。
テカリやベタつきが多い場合、クリームは目元のみが良いでしょう。
季節による特長
春は、肌が敏感になりやすく、
夏は、汗や皮脂の分泌が増えるので、インナードライに。
秋は、混合肌になりやすく、
冬は、乾燥しやすく、肌の老化が進行しやすい
肌タイプと季節に合わせて、
使用する化粧品の種類やお手入れを変えることで、
健康な普通肌に近づきます。