• 福田 貴之

血行不良と肌トラブルの関連性

漢方養生指導士、福田貴之です。

今月は「血行不良と肌トラブルの関連性」についてお話しします。

まず漢方でお話ししますと「血行不良」を漢方では「瘀血(おけつ)」と言います。
瘀血を説明すると、血(けつ)の正常な運行が滞ったり、遅くなったり、固まったりすることをいいます。

漢方では血液ではなく血(けつ)と呼んでいて、この血は身体の材料を作るための原料と言われており、滞ることで様々なトラブルを起こします。

では、瘀血だと、どんな状態になるのかというと、女性特有である月経痛や血塊、シミやアザができやすいなどの症状が現れるといわれています。

そんな血のトラブルはストレスや冷えが原因になるといわれます。
女性は生理前、生理中は特に意識しましょう。

血を流すために、できるだけ身体を温めるようにお風呂はシャワーで済まさずに、湯船にしっかり浸かりましょう。

そして、運動を取り入れて血を動かしていくことも大事です。
足腰の血行を良くし巡らせるためにもウォーキングや軽いジョギングなどで血流を良くしてあげましょう。
ストレッチなども有効的です。

女性にとって(もちろん男性もですが・・・)血液の滞りは大きなトラブルに繋がります。
婦人科系疾患だけでなく、肌トラブルにも影響します。

私たちの身体は血液から「栄養」と「酸素」をもらっています。
生命を継続する上で必要な「心臓」と「脳」は細胞が死んでしまうと生まれ変わることができません。
そのため、優先的に血液が使われるのが「心臓」と「脳」と言われています。その次に臓器(肝臓・胃・肺など)に使われますが、皮膚(肌)は自己修復機能(ターンオーバー)を備えているため、血液の運ばれる優先順位が最後といわれています。

また皮膚へ血液を運んでくれるのは壊れやすい毛細血管といわれる細い血管です。
そんな悪条件もそろって皮膚(肌)へ血液を届けるのはとても大変だということはわかっていただけるのではないでしょうか?

 

 

人間は血液から栄養をもらい生きていくためのエネルギーを作り出しています。
その栄養が行き届かない状態では、どんなに良い化粧品やサプリメントを摂取しても有効的に活用できません

日々の生活の中で規則正しい食生活や毎日の基礎化粧品でのお手入れを丁寧に行うことで、血管を労わりながらケアしていくことが可能性です。
毎日朝晩行っているスキンケアが丁寧にできているか再度見直してみましょう。
また使っているお化粧品も自分にとって有効的な物か?優しいものであるか?を確認してみましょう。
今の自分に満足できない場合は、何か一歩踏み出してみることも大切です。

また食事では身体を温め、血流を良くするために、ネギ、生姜やお酢で血を流し(理血:りけつ)、身体を温めてあげましょう。

 

 

 

血が滞ることで、身体も肌も影響が生まれます。
ちょっとした運動、ちょっとした手間で理血(りけつ)する食材を摂取することで、変われることもあります。

漢方、養生、東洋医学、中医学・・・
未然に病気にかからないための行動を意識してみませんか?

以上です。

今回もお読みいただきありがとうございました。
漢方養生指導士 福田 貴之でした。

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COLUMNIST
福田 貴之
漢方養生指導士
福田 貴之
FUKUDA TAKAYUKI
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両親の共働きで祖父母に育ててもらう環境で幼少期を過ごしました。そんな両親が寡黙に働く姿をみて『自分も家族の役に立ちたい!』という強い気持によって料理の道へ。
高校卒業後に調理師・パティシエを経験し、その後、ホテルフロント、レストラン業務を経て30歳で美容業界へ転身。
現在は「美容と健康」をテーマに、当事業部の漢方養生指導士としてSR SALON と共にお客様を綺麗にする為の活動を行っています。

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