漢方養生指導士、福田貴之です。
今回のコラムの内容は「果実抽出水」って肌との親和性が高いの!?
についてお話していきたいと思います。
最近のコスメでは「果実抽出水」を基材にお化粧品を作られているメーカー様も多くいらっしゃいます。
私も漢方養生指導士であり美容の仕事もしておりますので、天然の果物から取れる成分を基材に使うメリットなどに興味を持って色々調べていました。
果実抽出水は一般的に「水蒸気蒸留法(すいじょうきじょうりゅうほう)」で抽出されています。
原材料を蒸気釜に入れて水蒸気を送り込み、釜の中の植物がエッセンシャルオイル(油)と水に分かれます。
果実抽出水は名前の通り「水」ですのでエッセンシャルオイルではなく、分離し栄養の詰まった水を肌や健康のために活用しているようです。

そのため、果実抽出水の良さを考えると、化粧品を作る際に、精製水ではなく、この栄養のある水「果実抽出水」を活用することで、基材で使われる精製水の部分も美容成分として考えることができます。
もちろん精製水に比べて費用も掛かりますので、購入の際に高額になる可能性が高いですが、毎日使用するお化粧品が自分の肌に有効的であればある程、嬉しいことではありますのでメリットは高いと考えて良いと思います。
しかも多くは天然の果実を抽出していますので安全性なども重視されているメーカーも多く使用者としては安心して活用できるのもメリットです。
もちろんデメリットも先ほどお伝えしたように、精製水で作られているものや、大量生産できるものに比べて高額になります。
また、果実抽出水ですのでフルーツにアレルギーをお持ちの方はパッチテストを事前にする必用な場合もあるかと思います。
※抽出水なのでフルーツアレルギーとは関係ない可能性もありますが、アレルギーは人によってそれぞれですので念には念を押して使用前の対策は行ってくださいね。
では、アレルギーなどなく、金銭的にも納得して使用される場合のメリットは何でしょうか?
果実抽出水には何種類かありますが、リンゴとユズ果実抽出水についてお話ししましょう。
【リンゴ果実エキス】
リンゴ果実エキスは糖類の含有量が多く、角質を柔らかくしながら保湿作用に優れています。
肌の生まれ変わりのお手伝いにも期待できる基材になっています。

【ユズ果実エキス】
ユズを使った基材になり、角質軟化作用、保湿作用、血管拡張作用などに期待ができるため、こちらも保湿(バリア機能を整え)しながら肌に栄養と酸素をしっかり届けるための血管拡張などに優れた基材になっています。
今回は2つの果実抽出水を紹介しましたが、基剤に果実抽出水を使うことで、費用は高くなりますが、美容成分を配合してなくてもこのような効果に期待できるのは魅力的だと感じます。
一般的なお化粧品の中には有効成分が肌を整えるために十分な量配合されていれば良いのですが、そうでないものもあると聞いています。
毎日使うものは、やはり肌へ優しく、満足できるものであってほしいと感じます。
そして植物の栄養成分は、自分自身を守るために作られた成分が私たちに上手に作用してくれ、今回紹介したユズ果実エキスやリンゴ果実エキスなどは不要な角質などを除去し必要な成分を受け入れる体制を整えてくれる作用を持っています。
どんなに良い成分、製品であっても肌に有効的に作用できなければ無駄になってしまいます。
ここは選択として難しいところではありますが、製品自体が安くても肌への作用が有効的に活用されなければ意味がありません。
今回は果実抽出水を紹介しましたが、私たちも製品を選び購入する際は、しっかりと内容を吟味していく必要が出てきたのかもしれませんね。
漢方養生指導士 福田貴之でした。
今回もお読みいただきましてありがとうございました。