漢方養生指導士、福田貴之です。
今回は「紫外線によるお肌への影響は?」についてお話ししたいと思います。
5月に入りすでに気温が25℃~。これからもっと暑くなりますが、最近まで寒暖差が酷かったことを考えると恐ろしいですよね。
紫外線については皆様十分ご存じだとは思いますが、復習もかねてお話しさせていただきます。
紫外線はA波、B波、C波の3種類の波長がありますが、日本ではオゾン層によりC波からは守られています。
紫外線C波は短波で波長も短く、パワーも強いので、殺人光線などと怖い名前で呼ばれていることもあり、皮膚がんなどの原因になるとも言われています。
オーストラリアはオゾン層が薄く日本の5倍の紫外線が影響すると言われており、皮膚がん患者も多いと聞きます。

日本ではC波の心配はありませんが、A波やB波はすでにこの時季多く降り注いでいますので、健康と美容の為にも紫外線対策はしっかりと行うようにしましょう。

ではそんな紫外線がどのように肌に影響を与えるのかをお話ししたいと思います。
A波は長波で波長が長く、雲もガラスも通過します。その為、季節や天気関係なく私たちに降り注いでいます。また、体感(ひりつきや赤みなど)が全くないので知らないうちに身体に影響しているため、気づいたときには大きなトラブルになっていることもあります。
A波は真皮層にある弾力の元である、コラーゲン、エラスチンを断裂、壊すことで「しわ」や「たるみ」の原因を作ります。また水分保持効果が低下することで肌の乾燥なども起こります。
その為、出来るだけ早い段階からA波からのダメージを防御することで年齢を重ねた時に「しわ」や「たるみ」の少ない肌を保つことが出来ます。
また肌の乾燥や、A波により即効性の色素トラブルも作ると言われています。
A波を浴びると、肌の色素細胞(メラノサイト)が刺激され、メラニン色素が生成されます。これは、紫外線から肌を守るための防衛反応です。
そしてA波は肌の奥深く、真皮層まで到達し、コラーゲンやエラスチンの断裂、減少を引き起こします。これにより、肌の弾力や水分保持機能が低下し、肌が乾燥しやすくなります。

引きつづきB波についてお話ししたいと思います。
B波は地表に届く紫外線の中でエネルギーが高く、日焼けや皮膚の炎症の原因となります。
「シミ」や「くすみ」の原因になるだけでなく、強いエネルギーにより目の水晶体にも影響を与え、「白内障」の原因になるとも言われています。
B波はひりつきや赤みなどの体感がある為、比較的皆さんこれからの季節意識をするかと思います。
日焼け止めは1年中が当たり前ですが、特にこれからの季節は紫外線をケアすることを忘れないように意識します。サングラスや帽子なども一緒に活用し紫外線からしっかり肌を守るようにしましょう。
紫外線ケアはSPF値(B波から守る)とPA値(A波から守る)が重要になります。
レジャーに行く際、SPF値は50又は50+(肌が弱い人は30で塗り直しを意識しましょう)を活用しPA値は3以上を使います。
家の中や強い紫外線を浴びない日でもこれからの時季はSPF値20程度でPA値は2以上のものを意識しましょう。
汗をかいてタオルで拭ったら塗り直しする、夏場は2時間おきに塗り直しするくらいの意識をします。
日焼け後の肌修復は簡単ではありません。ちょっとした努力で紫外線トラブルから身を守ることが出来ますので面倒だと思わず丁寧に紫外線対策をおこないましょう。
以上です。
今回もお読みいただきありがとうございました。
漢方養生指導士 福田貴之でした。