こんにちは!エステサロン経営で女性の夢を応援するSR SALONサロンインストラクターの立石です。
エステサロンを経営するとなると、多くのコストがかかります。
エステサロンの経営にかかる費用には、大きく分けて固定費と変動費の2つがありますよ。
これらの費用をしっかりと理解し、管理することが経営の成功につながります。
このコラムでは、エステサロンの経営において大切な固定費と変動費について詳しく解説します。
それぞれの費用を抑えるための方法や、利益率をアップさせるための戦略についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
エステサロンの経営には固定費と変動費がかかる
エステサロンの運営には、初期投資だけでなく固定費と変動費がかかります。
まずは、固定費と変動費がどういうものかご説明します。
固定費とは
固定費とは、常に一定の期間で発生する出費を指します。
具体的には、オフィスや店舗の家賃、スタッフの給料、そして電気や水道といった光熱費などが挙げられます。
これらの費用は、企業の売り上げが増えても減っても一定額で発生します。
事業をスムーズに運営するためには、これら固定費の総額を把握し、無駄のない支出を心がけることが大切です。
変動費とは
変動費は、売上やサロンの活動に合わせて増減する費用のことです。
例えば、エステサロンでの施術に使われる化粧品やタオルなどの消耗品代や、お店を宣伝するための広告費などがこれにあたります。
お客様が増えれば増えるほど、これらの費用も増える可能性があります。
だからこそ、変動費の管理はとても重要となります。
エステサロンの経営でかかる固定費・変動費
エステサロンを経営する際には、さまざまな費用がかかります。
ここでは、主な固定費と変動費について詳しく解説します。
エステサロンの経営でかかる固定費
エステサロンにおける主な固定費は次のようなものがあります。
- 家賃
- リース代・レンタル代
- 人件費
- 光熱費
- 保険料
- 通信費
- 各種税金 など
それぞれについて説明します。
家賃
サロンを運営するための物件の家賃は、毎月発生する大きな費用です。
とくに都市部の賃料は高額になる場合がありますので、開業時は要注意です。
リース代・レンタル代
施術機器や家具を購入する代わりにレンタルやリースを利用する場合、その料金も固定費に含まれます。
月々のレンタル・リース料は、機器の種類や数量により異なります。
人件費
エステティシャンや受付スタッフなど、サロンの運営に必要な人材を雇用するための費用です。
社会保険料が発生することも覚えておきましょう。
光熱費
電気、水道、ガスなどの光熱費も毎月発生します。
エステサロンでは、照明や施術機器の使用が多いため、これらの費用が高額になることがあります。
保険料
サロンの設備やスタッフ、お客様を守るための保険料も固定費に含まれます。
適切な保険に加入することで、予期せぬトラブルに備えることができます。
通信費
インターネットや電話などの通信費も固定費に含まれます。
各種税金
法人税や事業税などの税金も毎年発生する固定費の一部です。
これらの税金は売上や利益によって異なります。
エステサロンの経営でかかる変動費
エステサロンにおける主な変動費は次のようなものがあります。
- 原材料費
- 広告宣伝費
- 消耗品費
- 修繕費 など
それぞれについて説明します。
原材料費
施術に使用する化粧品などの消耗品などが含まれます。
施術数に応じて変動します。
広告宣伝費
新規お客様を獲得するための広告費用も変動費に含まれます。
広告戦略には、SNS広告やチラシ、インターネット広告などがあります。
消耗品費
タオルやシーツ、使い捨ての施術用具など、日常的に消費されるアイテムの費用も変動費に含まれます。
修繕費
エステサロンで使用する設備や機器は、故障する恐れがあります。
サロン内の設備や機器の修理・メンテナンスにかかる費用も変動するため、予算を見込んでおく必要があります。
エステサロンの固定費・変動費を抑えて利益率をアップする方法
エステサロンの運営には、固定費と変動費という2つの費用がかかりますが、これらを効果的に抑えることで安定した経営につながります。
また、費用を抑えるだけでなく、売上をアップすることも大切なポイントです。
具体的な方法を詳しくご紹介します。
固定費と変動費を抑える方法
固定費と変動費を抑える方法をみていきましょう。
物件選びの工夫
家賃は固定費の中でも大きな割合を占めます。
賃料の安い地域や、設備が整った居抜き物件を選ぶことで、初期費用と月々の家賃を抑えることができます 。
また、自宅やマンションの一室を活用すれば、賃料を大幅に削減できます。
リース契約の活用
施術機器や家具を購入する代わりにリース契約を結ぶことで、初期投資を抑えることができます。
リース料は毎月一定額発生しますが、機器のメンテナンスや更新が含まれるため、長期的なコスト管理がしやすくなります。
適切な在庫管理
原材料や消耗品の在庫を適切に管理し、過剰在庫を防ぐことで無駄なコストを削減できます。
また、仕入れ先を見直し、より良い条件で購入できるよう工夫することも必要です。
広告費の見直し
SNSや口コミサイトを活用したマーケティングは低コストでありながら高い効果があります。
地域のフリーペーパーに情報を載せてもらったり、チラシを配布したりする方法も効果的です。
利益率をアップする方法
ここでは、利益率をさらに高める方法をご紹介します。
新規お客様を増やす
SNSや口コミサイトを活用するのがおすすめです。
例えば、InstagramやFacebookでの広告や、初回限定の割引キャンペーンを行うことで、新規のお客様の来店数アップにつながるでしょう。
リピート率を上げる
高品質なサービスを提供したり、お客様の要望に応じたカスタマイズ施術を行なったりすることで、リピート率を向上させることができます。
また、ポイント制度やメンバーシッププログラムを導入し、継続的に利用してもらえる仕組みを作るのもおすすめの方法です。
エステサロン経営を成功させるために固定費を抑えよう!
エステサロンの経営には、固定費と変動費という2つの主要な費用がかかります。
これらの費用を理解し、適切に管理することが成功への鍵となります。
家賃や人件費、光熱費などの固定費、原材料費や広告宣伝費などの変動費を効率的に抑えるための方法を実践し、利益率をアップしましょう。
また、新規お客様の獲得やリピート率の向上も大切。
エステサロンの経営を成功させるためには、これらのポイントを押さえて計画的に運営していくことが必要となります。
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